2023年08月18日(金)
(8/19追記)Camp Duty デイトリップ アイランダース
東の風やや強く 小雨降る 日の出前
出航準備を終え
天気予報と現在の状況を見ながら
行くべきか、行かぬべきか
めずらしく語気を強めながら話し合う
カウンセラーの姿がありました。
予報が全てではない
風が当たる東の浜へ海上の様子を見に行ったり
過去のデータを思い返したり
岬の裏が分からない。
だから先ずは対岸まで行こう
そこで判断する
そう言って
3艇の船は子どもたちとリーダーを乗せて出艇しました
ジュニアに見送られ。
人が決めたことには100点の答えがあるけれど
それ以外のことに100点などありはしない。
答えのない中で責めを負い、判断することは優しくありません。
子どもたちの期待と
島を出て全てを預かる重圧を背負い
2人は漕ぎ出しました。
昨年から私たちがやるべき務めと
自ら引き受けたもの
でも、ここに立って初めて思う
見てた景色が違う
彼女たちはその全てを艇に積み込んで
再び海を渡っていきました。
追記(8/19)
2022年アイランダース 1泊トリップ余島日記
昨年も今年も何も変わらない。今年が特別大変だったわけでもない。
でも、”景色が変わる”ことをお伝えするために悩みましたが2023はこちらの世界を書きました。
責任を負う重圧と、期待を受ける喜びと、その全てを積み込み漕ぎ出す仲間の姿を。
子どもたちがいつかこちら側に立った時、この”想い”の果てが見えるようにと願いを込めて。
キャンプ長
山本亮司